①医療費控除の手続きには、確定申告時に医療費の支払いを証明するものが必要です。領収書は大切に保管しておいて下さい。また控除の対象に含まれるのは、インプラントの費用だけではありません。対象期間中医療費であれば、内科や外科などでの病気の治療費、市販薬の代金、医療機関までの電車、バスなどの交通費も控除の対象となります。他医療機関での領収書もまとめて保管しておきましょう。また交通費の申請には、日時・病院名・交通費・理由が必要となりますので、忘れないようお控えください。
※車で通った場合は控除の対象となりませんのでお気を付け下さい。
②医療費控除は、医療機関での「治療」にかかった費用に対する控除です。そのため、美容目的や、予防・健康維持のための費用は、対象外となってしまいます。 審美歯科治療などは、控除対象外のものもございます。事前にご確認ください。
③医療費控除は、支払った税金からの"控除"ですので、いくら医療費控除の対象額が高額であっても、所得税を支払っていない場合は、そもそも返還されるお金が無いため、還付金は0円になります。また支払った所得税よりも、計算上の控除の金額が多い場合にも、支払った金額以上は戻ってきません。 手続きの際には、源泉徴収書を持参することになっています。
④分割払いの場合は、対象年度中に実際に支払ったものに限って控除の対象になります。 ですから、残りの支払額分は実際に支払った年の医療費控除対象となります。
⑤医療費控除額は最高で200万円です。